翻訳と辞書
Words near each other
・ アトランティスの謎
・ アトランティス・カオス
・ アトランティス・ザ・パーム
・ アトランティス・パラダイス・アイランド
・ アトランティス大陸
・ アトランティス文明
・ アトランティス混沌な地域
・ アトランティダ
・ アトランティダ県
・ アトランティック
アトランティック (対潜哨戒機)
・ アトランティック (機関車)
・ アトランティック (航空機)
・ アトランティックコーストカンファレンス
・ アトランティックサウスイースト航空529便不時着事故
・ アトランティックサーモン
・ アトランティックシティ
・ アトランティックシティー
・ アトランティックシティ市長
・ アトランティックシーネットル


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アトランティック (対潜哨戒機) : ウィキペディア日本語版
アトランティック (航空機)

ブレゲー アトランティック(Breguet Atlantic)は、フランスブレゲー社によって開発された対潜哨戒機。生産は、SECBATコンソーシアムによる共同生産。ブレゲー社は1971年にダッソー社と合併したため、ダッソー アトランティックという表記も見られる。改良型のアトランティック2はフランスでしか採用されなかったため、基本的にフランス語表記(Atlantique 2とスペルが異なる)で呼ばれている。
== 開発 ==

=== アトランティック1 ===
1956年、NATOによりP-2ネプチューンの後継となる対潜哨戒機の選定が開始された。洋上を長時間飛行することが求められたこの計画に対して、アメリカイギリスベルギーの3ヶ国が撤退した後、1959年にブレゲー社のBr.1150 アトランティック案が選定された。アトランティックは、機体を新規に開発するものとしては当時唯一の対潜哨戒機であり、ヨーロッパ諸国による共同開発となった。胴体はダブル・バブル型と呼ばれるダルマ型で上下2層に分かれた構造をしており、上部が与圧された乗員区画、下部が兵器庫となっている。エンジンはロールス・ロイス製のタインを使用し、電子機器はアメリカ製であった。
1961年10月2日、SECBAT()が設立された。4機の試作機が製造され、1961年10月21日トゥールーズにて初飛行が行われた。1963年6月20日、フランスより20機の発注を受け、後に40機まで増加、これに西ドイツの20機が加わった。60機の生産が終了する1968年末、オランダが9機の導入を決定し、1972年1月より新造される5機にフランス海軍からの購入4機でまかなわれることとなった。1968年10月25日にはイタリアが加わり、イタリア採用分の18機とフランスからオランダへ売却された4機の充当分の合計22機を生産することとなった。1976年には、旧フランス海軍のアトランティック3機がパキスタンへ売却された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アトランティック (航空機)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Breguet Atlantic 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.